1.開催年月日 2016年6月8日(水) 10時30分〜
2.開催場所 三木商工会館
3.委員の出欠
委員の総数 6名
出席委員数 6名
出席委員の氏名 江原政己委員長、石田満美副委員長奥崎敏江、
河合敏郎、宮脇俊彦、安福昇治
欠席委員の氏名 無し
局側出席者 社長:坂井幸嗣、事務局:居戸洋忠・戸田千春
4.議題
(1)
事務局あいさつ
(2)
諸報告
(3) 番組の試聴
(4) その他
5.議事の概要
6.番組の試聴
試聴番組
「自由なラジオLight Up!」
〜試聴番組・その他について〜
○議長として審議委員の皆さんの意見をまとめる立場でヒアリングする。
○番組審議会の場で意見を集約し、1つの方向を示すことは難しい。
○このような番組も必要ではあるが、審議会として1つの意見に集約出来るかは自信が無い。
○番組審議会で確固たる答えを出すべきだろうか。
○試聴回の一つにゲストでタレントの松尾貴史さんが出演していた。進行していたパーソナリティよりも
冷静に一歩引いてのトークであって良かった。
○タイトルの連呼や番組制作の為の寄付募集のくだりが気になる。
自由な発言のために企業スポンサーを持たず市民の寄付で番組は成り立っていると繰り返されているが、一般出資者の寄付額によって発言が変わる事はないか心配。高額出資者の意見が大きく取り上げられることがなければいいが。
○一方向の意見のみで主張番組としてはバランスを欠いている。
対極に位置する意見が無いのはどうか。
○最終的に審議委員の方々の意見を集約すると、多数であるため今回は継続意見。
○プログラムを組む際、他制作の番組で埋めるだけでなく、地元に寄り添った手作り番組をもっと企画・制作し取り入れるべき。
○大手メディアでは削除されてしまうような意見が語られ、なかなか聴くことの出来ない内容だと思う。貴重でこのような番組があることは嬉しい。
○昼間放送するには過激な発言内容で聞き辛いが、夜の時間帯はありがたい。
○発言内容が偏っていると言われればその通りだと思う。だが、対立する意見は世の中に溢れており、様々なメディアが伝えているので構わないのではないか。
○パーソナリティ陣もそれぞれの強い意見を持っている。
○他所では「批判的なメディアはつぶすべきだ」と騒がれていることも聞くが、それは違うのではないか。
○今後も聞いてみたい。
○深夜帯は娯楽に分類される番組が多い。その中に引き締まるジャンルの番組が1つあってもいいのではないか。
○エフエム三木として目指すものは何か、コミュニティ放送として目指すものは何なのか。指針に即したものであれば取り入れていいと思う。
○中央から発信されるフリーな番組であるからと安易に組み込むのはどうか。
○最終的に、継続意見。インターネット利用で聴くことは苦手。普段聞けるメディアはやはり地元ラジオ。ラジオで聴き続けていきたい。
○今回事前に試聴した2回分の放送を聴いて衝撃的だった。少し不快に感じる部分もあった。
○局側は覚悟があって放送していると考えていた。そうでないようでがっかりした。
○試聴回の一つにゲストでタレントの松尾貴史さんが出演していた。レギュラーのパーソナリティ陣は強い同一意見ばかりで気になるが、彼は偏った考えばかりを主張するのではなく冷静。「どんな意見に対しても最低限に敬意を払わなければいけない」という内容の発言に、全くその通りだと思った。
○タイトルの連呼や寄付を何度も募る部分は怖い。編集できるのであればカットして放送してほしい。
○再放送は止めて、再編集し、深夜帯に1回だけの放送でいい。
○前後編の組み立てとはいえ、1時間番組は聞いていると重い。
○反原発を掲げる特定ジャーナリストの思考を崇拝するような、宗教のようなカラーで非常に怖い。
○放送内容は毎回確認してほしい。
○最終的に継続意見ではあるが、今後どのように続き・どのような話題が取り上げられていくのか確認するために聞き続けていきたい。
○このような主張番組に対しては賛否両論あるもの。私見ではなく局にとってどうか一歩引いて判断すると、放送を続けていくのは難しい。
○放送すべきではない、ふさわしくないと考える。
○「自由に発言するため特定のスポンサーを持たない」と言っているが、広く捉え逆に考えると「ノースポンサーでやらざるを得ない」のではないか。そんな番組をエフエムみっきぃとして放送する事が良いのか。好ましくない。
○現政権に真っ向から対峙する直接的な発言があり、かつそれを良しとする放送はどうだろうか。私的ではなく、一歩引いた見解や危機感を持つべきではないか。
○「自民圧勝を止められないのか」などの発言が番組内であった。コミュニティ放送が特定の政党を批判するのはいかがなものか。指摘・意見された場合の対処法はどうなっているのか。反論するだけの強い信念を局が持っていないのであれば番組継続は好ましくない。
○放送への少数意見で左右されることはしたくない、とする局側の意見も解る。だが、これだけマイノリティにスポットを当て・突き詰めていく番組に関しては、もう少し考慮した方が妥当ではないか。やはり地元やスポンサーも大切にした方が良い。
○安保法案、原発、現政権についてなど取り上げられるテーマは重い。それほど大きな問題提起をしている番組であるということを念頭に置かなければならない。
○同系列の番組が4月からリニューアルされ今の番組になったと聞いた。リニューアルに伴って全国の放送局数が減少し、近隣の放送局でも放送を取り止めている現実がある。他局がなぜ放送しなくなったのかその経緯にも耳を傾け判断すべき。
○過去に番組出演者にまつわる疑惑の為に様々なダメージを受けた事実がある。個人ではなく、社としての立場やコミュニティ放送としての立場から判断すべき。
○放送法の見地からもバランスを欠く放送は不適切。
○同一の番組はエフエム三木でなくても、番組HPのアーカイブやポッドキャストデータのダウンロードなどを利用すれば聞くことができる。
○局として、社として確固たる信念があれば考慮するが、そうでなければ軽々しく放送すべきではない。
○取り上げられる問題提起に対しても責任を持って取り組み、どこからどんな意見や質問・指摘などがされても職員全員が答弁出来るだけの知識と心構えがあるのか疑問。受けられないのであればやはり放送すべきではない。
○今後、放送内容が変化したり、クレーム対応が必要になったら局としての基準はどうするのか。
○差し障りのない判断でも構わないのではないか。
○一定ラインを定め、毎回放送内容をきちんと判断して欲しい。
○会社として経営面・スポンサーサイドを考えると番組継続はやはり望ましくない。即、中止するべき。そうでなければ次回の番組改編時に検討して欲しい。
○最終的に、やはり放送時間帯や内容の問題ではない。社長が大きな責任を負わなければならく前に中止すべきだと考える。
○ラジオというメディアはどうしても一方通行になってしまう。毎回担当のパーソナリティは交代するようだが、皆が同一の意見を持って、一つの答えに突き進んでいく進行に恐怖を感じる。
○同じテーマを繰り返すのではなく毎回様々なテーマで語られていくのであれば、まだ聞いていられる部分もある。
○賛否両論が飛び交い、トラブルになりそうな話題を扱う番組であるのに、なぜそれでも放送し続けているのか局職員達の意見を聞きたい。
○最終的に継続意見であるが、「ここまでの内容であれば放送する」など一定ラインを決めて判断してほしい。
○一個人としての見解では興味深い番組であると感じる。原発や政治の話題などを、大手メディアでは触れることが少ないような見方や切り口で語られている。
○職務上の観点から見ると判断しかねる部分もあるが、放送局として何らかの被害を被るのでなければ番組放送を継続してもいいのではないだろうか。
○話される内容にもよるが、公共の電波で放送し続けていくべき番組であるか疑問。
○一方向の思考に固まった宗教のようなカラーが怖い。
○最終的に、やはり継続は難しいと考える。まずは再放送を止めるべき。
○聴取者からの声があり今回の場を設けている。
○局内でも判断に悩んでいる面がある。このような時こそ外部有識者の皆さん、審議委員の皆さんのご意見を仰ぎたい。そのための審議会ではないか。
○過激な発言をする番組で方々より叩かれるからと穏便に対処することも出来る。
○審議会の声を聞いてから判断をしたいし、そうせざるを得ない。責任を押し付けるような形になるが、何らかの結論が欲しい。
○社長も放送前の番組内容のチェックを行う。
○「自由なラジオLight Up!」の始まりは、以前に他局で放送されていた「種まきジャーナル」という番組からの流れ。タイトルが「ラジオフォーラム」に変わりそこから放送を開始した。放送開始の経緯は、兵庫県内のコミュニティラジオ局複数も加盟しているJCBA近畿地区協議会で相互に番組を審査し合う放送賞において外部審査員の先生が一番組を推薦した。それが「ラジオフォーラム」であった。近隣の複数局も放送することを選択したため三木でも取り入れた。しかし2016.04「自由なラジオLight Up」に変わると近隣局は止めてしまったようだ。
委員長のもと審議委員一人一人に最終確認をした。中止の意見も出たが、継続意見が多数であった。ただ、継続に伴いスポンサー離れなど今後の反応も懸念される。
継続条件として、毎回放送内容を確認し、スポンサー募集やタイトル連呼などを出来るのであれば編集すること。再放送の有無の再確認。番組改編期ごとに番組審議会でも再度審議することを確認して閉会した。
本日は貴重な意見をありがとうございました。
7.その他
次回開催予定 平成28年9月2日(金) 14時 商工会館
8.機関の答申又は改善意見に対してとった措置及び年月日。
特になし
9.機関の答申又は概要を公表した場合におけるその公表の内容、
方法及び年月日
・自社放送で公表 平成28年7月3日(日)
午前11時00分〜11時03分
・その他の方法 議事録の据え置き(事務所)自社ホームページに掲載
以上
< |