試聴後、各委員から下記のような意見が出された。
−試聴番組についての意見のほか、これまでの報告などに対するの意見−
森本:諸報告であった「別所公春祭り」のイベントは場所を含め、どんな形でするのか。
局長:旧市役所跡で16:00〜21:00の開催を予定している。トリスウィスキーなどが楽しめるカウンター式の簡易バーや、「ビストロ・ドノブ」による「ハヤシライス」などの市内飲食店協力の軽食コーナー、そのほかステージを立て、なつかしいモダンジャズの演奏などを考えている。
森本:参考情報として、市内の飲食店経営者の団体「食づくりの会」も屋台を企画していたこと、また、会場近くにある「玉置家」の使用は不可能になったことを伝えておく。「食づくりの会」では屋台関係の一式を作ろうという話が出ている。そういった関係はどうするのか。リースという手段も考えられる。
委員長:「まほろば」で毎年そういった飲食関係のイベントが開催されているが、屋台関係一式を持っている。依頼すれば借りられるのではないか。
局長:その他、水の調達も課題である。給水、排水の問題がある。
森本:以前に戦後のバーを再現したイベントを体験したことがある。そのイメージが浮かぶ。
社長:再現といっても難しいことが多く、それほど大きな期待はしないでほしい。ところで、今回知事インタビューが実現できたのも森本さんの紹介のおかげである。今後も無償という条件はつくが大物ゲストの紹介をお願いしたい。
石田:試聴番組の知事インタビューは聴きやすかった。先日知事にお会いしたときにそのインタビューの話が出て、収録場所について何かおっしゃっていた。どんな場所で収録したのか。
局長:グリーンピア三木の特別室。畳敷きの和室であった。
石田:再び「別所公春祭り」についてだが、芸文で行灯や提灯を作って飾るという企画が挙がっていた。エフエム三木は昼間の参加はないのか。
局長:予定していない。
石田:また、諸報告に大学情報の件があったが、以前神戸芸工大学の留学生とその援助グループが市内の金物メーカー「(株)岡田金属」を訪問、その他三木山森林公園を見学するなどしたことがあった。それをきっかけに接触できるのではないか。
局長:神戸芸工大学は個性的な学校という印象がある。
藤原:県知事は話がお上手だ。グリーンピア三木の話題から防災、金物、コミュニティエフエムについてとうまく話を運んだ。インタビュアーの西岡さんもつっこんだ質問をし、うまくかわされたもののさらに踏み込み、イベント助成の話を引き出したのは関心だ。ところで、今年は市制50周年の年であるが、エフエムみっきぃとして本体のイベントにかかわる話はないのか。
社長:50周年のイベントといっても各分野で個別に開催される形がほとんどで、本体イベントといえるのは市が行う7月の式典だと思うが、特段かかわるようなものではないし、めぼしいものが見あたらない状態だ。
藤原:50周年の機会に特別予算を引き出せたらと思ったのだが、どうだろう。
局長:非常に難しいといえる。8/1の花火大会以降、イベントが多数予定され業務が忙しくなることが予想されるが、それにともなう収入は見込めないのが現状だ。
池内:試聴番組は雑音などもなく非常に聴きやすかった。形式張ったQ&Aではなく対談方式であったことにより、知事の気さくな人柄が表れ良かった。諸報告のみっきぃずの募集結果を聞き、男性が少ないのだなと思った。年輩の女性の方が多く、その方々にどんな活動をしていただくかという課題があると思うが、女性は横のつながりが強い。さらにエフエムみっきぃファンが増えるきっかけとなるかもしれない。ボランティア希望の方には何かしてもらう形を模索するのが良い。
委員長:試聴番組の知事の放送は、その存在を知らなくてオンタイムでは聴けなかった。もっと番組宣伝があれば聴いていただろうと思う。これから大物ゲストが出演するさいは番組宣伝をすることを希望する。また、池内さんが述べていたように、みっきぃず希望の60代女性の活用について何かいい方法を考えるべきだ。その人に取材など少しでも番組出演する時間を設ければ、その人の知り合いは聞くだろうし、一般の人がエフエムみっきぃを聴くきっかけにつながることが期待できる。ところで、「三木の百人」が先日終了したと思うが、今後はどうするのか。
局長:4年前から取り組み、先日で200人を収録し終わった。その後300人を目指して「三木の百人PART3」と銘打って再スタートしている。
森本:三木商工会議所提供の番組について、会議所内で内容変更の新たな企画が挙がっている。市内の会員企業を紹介するようなものだ。
社長:話は聞いている。問題は業界の人がすんなり出演してくれるかというところだ。その出演交渉の部分は会議所側で担当してもらいたい。その後のことはエフエムみっきぃで請け負う。
局長:番組について、スポンサーが継続するというのが何より良い条件である。そういった意味では商工会議所提供番組は非常に良い状態にあるといえる。
委員長:エフエムみっきぃも開局から7年経ち、いろんなイベントに関わるようになって存在感が出てきた。市内の各地に取材に飛んでいく軽いフットワークを持ち、これからも各イベントに取り組んでいってほしい。頑張ってもらいたい。
森本:常に課題に挙がることだが、難聴解消に関して何か対策はないのか。
局長:吉川町との合併問題に関して、市からも打診がきている。しかし、難聴解消については総務省との相談になり一筋縄ではいかない問題だといえる。中継アンテナを立てることがもっとも有効な方法だと考えられるが、そうすることによって復層現象が発生する。これは周波数を変えることによって解消するが、現在の法律ではコミュニティエフエムがもらえる周波数は一つだけである。影響のない場所にアンテナを立てればよいのだが、現実的に無理だ。大手局とコミュニティでは法律が違うのである。
池内:吉川町でも聴いている人がいるときいた。
森本:エフエムみっきぃの電波が届くことによって、合併した市町同士の交流が早く進むのではないか。
社長:現在の聴取状況を市職員に協力してもらってできないか。
局長:過去に実施したことがあるときいている。他局の様子もきいてみたい。
(事務局)本日は貴重なご意見をありがとうございました。
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