第32回

1.開催年月日200238日(金)1400分〜1530

2.開催場所…三木商工会館

3.委員の出欠

  委員の総数 7名

  出席委員数 4名

  出席委員の氏名…江原政己委員長、小谷正雄、石田満美、池内英美子
  欠席委員の氏名…西山博文、森本 進、和泉藤枝

  局側出席者…社長・三宅哲正、局長・山田健人、事務局・大森繁伸、河合敏郎

4.議題

(1)  社長あいさつ
(2)  諸報告
(3) 番組の試聴と合評
(4)  その他

5.議事の概要

(1)三宅社長より業務報告

審議委員の皆様、お忙しいなかご出席いただき誠に有難うございます。
三木高校野球部が甲子園で行なわれる第74回選抜高等学校野球大会への出場が決定したことにより、三木市民及び三木の街が131日以来大変盛り上がっています。我々エフエム三木にとってもこのビッグイベントに対して、様々な側面から番組を通じ、より一層楽しく盛り上げていかなければならないと考えています
今後とも皆様のご協力及び、応援の程よろしくお願い致します。
本日は、皆様の忌憚のない意見を望んでおりますのでよろしくお願いします。

上記のような社長のあいさつがあった。

(2)諸報告
山田局長より業務事績及び放送事績(1月12日〜3月8日)、その他の件について下記の報告が行われた。


1.会社の動き

@1月21日(月)
石川県野々市町商工会青年部一行15名来社
エフエム局立ち上げ及び観光情報発信のための視察

懇談会(岡田前社長・久米技術部長・会議所河合局長・山田)

A1月30日(水)〜31日(木)

オーディオファイル及びAPMのオーバーホール実施
施行 興和(株)  31日午前0時〜午前5時まで停波

B2月5日(火)〜6日(木)

無線局の定期検査実施       6日に完了
施行 日立国際電気 5日午後10時〜12時まで停波
3月4日付けで合格しました。
C 2月15日(金)

JCBA近畿会議(近畿地区コミュニティ放送協議会)
6月予定の法人化・今年度以降の著作権料

D 2月16日(土)

地域ふれあいネットワークフォーラム(主催 関西国際大)
パネラーとして局長出席

E 2月20日(水)
番組編成会議

2.放送番組関係(1月12日・土〜3月第1週)

@1/13(日) ホースランドフェスティバル 生リポート
A1/14(月) 三木市成人式生中継 9:55〜13:00
B1/22(火)〜2/8(金) 青年部講演会告知スポット 
C1/31(木)15:30〜 特番「三木高校センバツ初出場なるか」
三木高校から生中継
決定の瞬間や選手・監督・関係者の声、街の反応など

D2/1(金)

収録「えびす寄席」(大塚公民館)       

E2/1(金)〜

三木高校応援スポット募集開始
神戸新聞との共同企画 紙面と放送両方で紹介

F2/4(月)〜 朗読番組「福本錦嶺著作集」〜三木街道物語〜  
G2/18(月)

特番「確定申告について」              
出演 三木税務署長  提供 三木納税協会

H3/4(月)〜月曜〜金曜 18:30〜

三木高校応援番組「三木高校トピックス」〜今日の三木高校〜
三木高が勝ち進む限り継続

I3/6(水)

「三木の100人」 2年間で100人に到達
最終回(100人目)は加古市長
4月から「新三木の100人」として再スタートの予定

J1月末〜2月中放送  市立中学校「スキー合宿便り」  


3.今後の予定

@ 3/15(金) 番組コンクール(主催近畿地区コミュニティ放送協議会)
審査会
  近畿22社が参加
エフエムみっきぃは4部門に出品
  情報番組 近畿大会生中継「がんばれ!三木高校」
  娯楽番組
 開局記念日特番の1番組 「タイムマシーンでボヨヨヨーン」
  
C M   「清水美装」中国語CM
      放送活動  ラジオキャンペン「三木の街をもっときれいに」
A3/17(日) 午前中の予定 特番「三木高校壮行試合ライブ放送」
B3/20(水)13:30〜 生リポート「恵比須駅前周辺事業竣工式」

         

C3/21(木・祝)  12:00〜  特番「がんばれ!三木高校」〜対戦校決まる〜   60分番組
D3/21(木・祝)  13:00〜      特番「みっきぃホリデーライブ」(みっきぃホールから中継)  60分番組
E3/26(火)

特番「がんばれ!三木高校」〜めざせ初戦突破〜
三木高校のセンバツ初戦の日
甲子園アルプス席から応援ライブ放送

F3/29(金)14:00〜

特番「4月新番組紹介〜新みっきぃず大集合」

G4/1(月)

4月新番組スタート       
 番組表は新聞織り込みで各戸配布の予定

4.その他

@4月新番組について 生番組の拡大
・月曜から金曜までの午後2時以降から夕方(現在CS番組)までのナマ化の第1弾として、金曜日午後2時〜5時まで自社制作音楽番組をスタート する。
・学校が土・日連休となるのに伴い、高校生制作の番組を土曜日昼に配置する。
番組内容の充実
・ボランティアを中心に、それぞれの得意分野を生かした「コーナー」を新設、ナマワイド番組の中で紹介する。例「盲人の世界」「音楽療法士の音楽と語り」「童謡・唱歌の世界」他
・取材リポーターの活用を拡大する。
・パーソナリティの技術アップのための研修会の実施
A 新みっきぃず(ボランティア)

2月中新しいボランティアを広報みきなどで募集。
最終的に約20名の応募があり、現在順次面接中。

おしゃべり希望が多いが、中には技術希望やパソコン作業希望もある。

応募者の内訳は主婦が8名、女子大生2名、高校生男女あわせて4名
  フリター男女各2名、50歳以上男性1名、女性2名 


5.番組の試聴と合評

試聴番組  開局5周年記念番組の1コーナー
SFドキュメンタリー「タイムマシーンでボヨヨヨーン」
 放送日時 平成13年12月1日(土)  午後1時
番組内容 開局5周年記念番組の一環として、局の過去5年を振り返るコーナーとして設定。思い出話に花を咲かせ内輪とヘビーリスナーだけが楽しいという状況を避け、広くリスナーに楽しんでもらえるように、ラジオドラマ形式を採用。三木市民には馴染み深いイベントや地名、また、コミカルなタッチとフィクションの要素を盛り込んで、初めて聞いても面白い「一般受け」と登場人物やせりふなどではヘビーリスナーがニヤリとする「マニア受け」との両立を心がけた。局への更なる認知と理解、そして親近感を得ることをめざした。(今年度番組コンクール参加作品)
パーソナリティ 安随京子・岡田依子
その他の出演  三条杜夫・沢田 亮・神沢克徳・山田健人                   (19分8秒)                                                                                                 以上                           
上記試聴番組について山田局長より番組の概要などを、資料に沿って説明した後、番組の試聴に入った。試聴後、各委員から下記のような意見が出された。
−試聴後の意見−
(小谷)

   こじんまりとキレイにまとまった良い番組だと思います。注文をつけるなら、台風が到来した時の秋祭り中継時のような臨場感溢れる音が欲しかった。開局当初の泥臭い番組なども入れることができれば、もっと面白いものが出来たのではないかと思います。

(石田)

   残念なのは、今回もBGMの音量が大きかったので出演者の声が聞きづらかったことです。特に開局イベントのシーンでバックに人の声が流れているのに、そこにトークを重ねていったのは、とても聞きづらかった。もっと明瞭に言葉の一つ一つが聞き取れるように工夫をして欲しかった。三条氏と2人の掛け合いのシーンは、とても楽しく聞くことができました。    

(池内)

   ストーリー的に良く出来ていたと思います。面白く聞くことが出来ました。また、時代をさかのぼることにより当時のヒット曲の流し方も工夫されており興味深く楽しく聞くことが出来ました。残念だったのは、女性2人の掛け合いなので聞きづらい部分がたくさんありました。掛け合いのテンポが速すぎて、一生懸命聞こうとしてもついていけない部分があったので、何かをしながら家の中などで聞いていると、分かりづらいと思われます。

(江原)

   これまで取り組んだことのない分野に取り組んだ点では評価できます。シナリオ的には面白く良かったと思います。1時間くらい時間を取っていただきもっとたくさんの音源を使ってボリュームを出してもよかったと思います。時間の関係があったのかと思いますが。

―その他エフエム三木の番組に対するご意見―
(石田)

   通常放送している番組内でも声の入っているBGMにアナウンスが重なってくるととても聞きづらくなります。

(江原) 番組内のコーナーでも、BGMが全く必要が無いと思われることも多々あると感じます。もう少し工夫をして欲しい。
(池内) 今日の放送内で、三木高校でのセンバツ旗授与式の模様を伝えるコーナーがありましたが、この中でセンバツキの「キ」が「旗」であることは、文字で見て初めてわかりました。音のみでは理解しづらい言葉もたくさんあると思うので、聞きなれない言葉はわかるように伝える工夫して欲しい。
(江原)

   今後の展望として様々な障壁があると思いますが、月曜日から金曜日を通してパーソナリティーの個性が溢れるような帯番組が作られれば、また違った発展につながるのではないでしょうか。

(池内) 個人的な見解ですが、ラジオのスイッチを入れた時に音楽がだらだら続くと他局に変えてしまうことが多い。音楽というのはジャンルにより好き嫌いがあるので、様々なお知らせが出せるように出来るだけ時間を割いて欲しい。
(石田) 「三木街道物語」(福本錦嶺著)の朗読番組のような郷土を題材とした良い番組があるのに、再放送をしても同じウィークデイの同じ時間帯では、その時間帯に仕事や学校などで聞くことの出来ない人にとって意味のない再放送になってしまいます。放送する時間帯を変更するなどリスナーを増やしていく努力が必要だと思います。
(小谷) 年代による音楽への馴染み方はどうしても無理な部分があり絶対馴染むことの出来ない音楽があるので、放送する曲も考えて欲しい。
(江原) 番組内での特集を組むほか、選曲の工夫もして欲しい。
(局長) これまでもご指摘のあったBGMレベルですが、スタッフ内で協議し、機械の数値でBGMレベルを定め、その数値を徹底しているところです。パーソナリティにつきましては、その個性を生かすべく、それぞれ課題をもって取り組んでもらえるよう指導したいと考えています。また、アナウンス技術の向上については、現在研修会などを通じて努力しております。
福本錦嶺氏氏の「三木街道物語」の再放送時間の件、それに音楽の選曲の件はこれからの検討課題として取り組んで参ります。
(江原)

現在、三木市は三木高校野球部一色であり、この快挙を喜ぶだけでなくこの機会により身近な放送を心がけローカル局ならではの放送が出来るようスタッフ一同頑張って頂きたいと思います。 

(事務局) 本日は貴重なご意見をありがとうございました。
7.機関の答申又は改善意見に対してとった措置及び年月日
特になし
8.審議機関の答申又は概要を公表した場合におけるその公表の内容、方法及び年月日。
・自社放送で公表 平成14年3月16日(土)午前10時52分〜55分
・その他の方法   議事録の据え置き(事務所)
          自社ホームページに掲載

9.その他の参考事項
昨年4月以来、審議委員は1名欠員となっていたが、現三木商工会議所青年部会長の藤原尚志氏の新委員への就任を全会一致で承認した。就任日は14年4月1日を予定。
次回日程  平成14年5月10日(金)14:00〜開催予定。
場所    商工会館4F (会議室)                   
以上